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Herb Dictionary

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Herb(ハーブ)とは、ラテン語のHerba(緑の草)を語源とし、食用・薬用・香味・香料などに使用される植物の
総称を言います。ハーブは薬効や効能がある「薬草」と、香りが高く料理などに使われる「香草」の大きく2つに
分けられます。人々が長い年月をかけて試行錯誤しながら効能を知り、生活に取り入れ、伝承されたハーブは、
まさに植物のパワーと人類の知恵の結晶です。
Herb dictionaryでは数多くのハーブの中から47種類のハーブをご紹介します。
  • なめらかさ
  • 保湿
  • ハリ
  • 保護
  • 若々しさ
  • 美肌
  • ひきしめ
  • のむたべる

ヤグルマギク

ヤグルマギク花エキス
  • 英名;Cornflower
  • 和名;ヤグルマギク(矢車菊)
  • 学名;Centaurea cyanus L.
  • 原産地;ヨーロッパ南東部~小アジア
     
花言葉 優雅・幸福 優美・無邪気

神話にも登場するヤグルマギク

ヤグルマギクは、ほっそりとした茎の先端にブルー・白・ピンクなどの花を咲かせる一年性の植物です。 ヤグルマギクが日本に入ってきたのは江戸時代末~明治の初め頃と言われています。花の形が、こいのぼりの先端についている矢車に似ているところから「矢車菊」の名前があります。学名にある「Centaurea」(セントーレア)は、ギリシア神話に登場する半人半馬のケンタウロス族のケイロンが矢に射られた際、この花でケガを治療したという神話からきています。また、エジプトのツタンカーメン王のミイラが発掘された際にも、ヤグルマギクを持っていたと言われています。

ヤグルマギクの美しいブルー

ヤグルマギクの青色の美しさは有名で、最高級のサファイアの色味を「コーンフラワーブルー」(ヤグルマギクの花の青)として引き合いに出されるほどです。1913年にドイツの化学者が、ヤグルマギクの青い花の色素がアントシアニンであり、同じ色素が赤いバラの花にも含まれていることを明らかにしました。
ヤグルマギクの花から抽出したエキスは、昔は目薬として使われており、現在では化粧品や入浴剤、ヘアケア商品などに使用されています。

ヤロウ

セイヨウノコギリソウエキス
  • 英名;Yarrow
  • 和名;セイヨウノコギリソウ
  • 学名;Achillea millefolium L.
  • 原産地;ヨーロッパ、南西アジア
     
花言葉 戦い・忠実

民間薬として使われたアキレア

学名の「アキレア」(Achillea)は、ギリシアの英雄アキレスが、トロイ戦争で傷の手当てに用いたことに由来します。生の葉には止血効果があるので、ヨーロッパでは古くから民間薬として広く利用されてきました。アメリカの先住民族は筋肉の強化の為に、根の煎じ液を用いたと言われます。
和名の「セイヨウノコギリソウ」は、葉の縁が鋸(のこぎり)の歯のように見えることから来ています。

ハーブで人気のヤロウ

ヨーロッパ以外でも、中国では胃腸の悪いときや内出血、外出血などにも利用されます。全草を乾燥させたものを生薬名で、 ヤロウ(Yarrow)という名でハーブとしても親しまれています。若葉はビタミンやミネラルが豊富で、食べることができ、サラダやおひたし、ソテーなどに使います。乾燥した花と葉はハーブティーやポプリ、リキュールの香り付けに使われています。
葉・茎・花から抽出したエキスがセイヨウノコギリソウエキスです。

ユチャ

ユチャ葉エキス
  • 英名;Camellia
  • 和名;油茶(ユチャ)
  • 学名;Camellia oleifera Abel
  • 原産地;中国
         

現在も受け継がれている風習

ユチャ(油茶)は中国では種子から油を採るのに多く利用されます。中国のある少数民族にはスギや油茶を栽培し、油茶で客をもてなす風習があります。現在でも、茶葉を炒めて煮詰め、生姜・塩・あられ・落花生・胡桃・大豆などを入れて飲む習慣を持つ人々がいます。中国では、今でも冷たいものを直に身体に取り込むべきではないという考え方が残っていて、水代わりにお茶を飲む人が多く見られます。
油茶の学名である「Camellia oleifera Abel」のCamelliaは17世紀のチェコスロバキアの宣教師Kamell(カメル)氏の名が由来とされています。椿はカメル氏が東洋からヨーロッパにもたらしたことで広まったのです。

油分が豊富

ユチャ(油茶)は、別名アブラツバキとも言われる中国原産の樹木です。中国ではツバキ科樹木を「茶」と呼び、古くから生活に利用していました。中でも、種子から油を採るものを「油茶」、花を楽しむものは「茶花」と呼び、200以上の種類があるようです。名前の通り油が多く、種の30%は油分です。その油は古くから食用や美容液として使われてきました。最近ではエキスを抽出した飲料も出ているようです。また、ユチャなどのツバキ属の種子から採った油は総称してカメリア油と呼ばれます。

ヨーロッパシラカバ

ヨーロッパシラカバ樹皮エキス
  • 英名;silver birch
  • 和名;白樺
  • 学名;Betula pendula
  • 原産地;ヨーロッパ
         
花言葉 光と豊富 柔和

シラカバの知られざる用途

約1,000年前から中国や韓国、ロシア、フィンランドでは、健康を増進するために樹液を飲む習慣がありました。北海道でもアイヌの人たちは「タンイワッカ」と呼び、健康飲料としてそのまま飲んだり、発酵酒にして楽しんでいました。また、ヨーロッパの国々では葉や芽、樹皮を煎じたものが薬として利用されていました。
保湿力に優れているため、フィンランドではサウナにシラカバの葉と枝を入れるようです。シラカバの機能は日本ではあまり知られていないですが、特にヨーロッパではさまざまな形に姿を変えて人々の美容と健康を支えているのです。

キシリトールはシラカバから

ヨーロッパシラカバの樹皮から抽出したエキスは、タンニンやフラボノイド、ビタミンCなどを含みます。
シラカバは白く優雅な見た目から、公園や街路樹に使われることが多いですが、木材としての用途は割り箸の他にはあまり知られていませんでした。1997年にキシリトールが認可され、虫歯予防の効果が紹介されてからは日本でもシラカバのもつ機能が認知されるようになりました。チューインガムでおなじみのキシリトールは主にシラカバの樹皮から作られているのです。

ヨーロッパブナ

ヨーロッパブナエキス
  • 英名;Common beech
  • 和名;ヨーロッパブナ
  • 学名;Fagus sylvatica
  • 原産地;ヨーロッパ
         
花言葉 批判的 優越感・劣等感

森の母と呼ばれるエレガントな木

日本の代表的な落葉樹、ブナの姉妹にあたるのがヨーロッパブナです。ヨーロッパに広く分布し、イギリスでは古くから「森の母」と呼ばれ、ヨーロッパナラの「oak king」(森の王様ナラ)に対し「beech queen」(森の女王ブナ)として親しまれてきました。グレーのなめらかな幹にしっかりとしながらも柔らかい葉、すべてにおいてエレガントで母性的な木なのです。

リスや豚も好物のヨーロッパブナ

ヨーロッパブナは紅葉が美しく中部ヨーロッパの都市林によく見られる落葉高木で、高さは9~30mに達するものもあり、枝は垂れて地面に着くほどになります。9月から10月には種子がのぞき、この種子はリスや大きな鳥の好物なのです。
ブナの果実は50%近くが油分であり、ヨーロッパでは食用や豚の飼料として古くから利用され、この実で育った豚は肉質が良いと言われています。木材は家具や玩具などに利用され、ブナの木の芽から抽出されるヨーロッパブナエキスは肌への効果から化粧品にも配合されています。

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